現在、自宅に炊飯器がないため、鍋で幾度となくご飯を炊いている。
なんども炊いてるんだから、
さぞかし上手かろうと思われるかもしれないが、
ひどいものである。
大概、硬い。
炊きたてはまだ食べられるが、時間が経つと食べられたものではない。
まぁそれでも普通に食べられることは食べられるし、
水を足してレンジにかければ自分が食べる分には問題ない。
だが、人に食べさせるには大いに問題ある不味さであるのはわかっている。
そんな私がこともあろうに、玄米を炊く羽目になるのだから、
さらに問題である。
というわけで、前回ブログで書いたように、
(鍋で玄米を炊きたい人必見!必要なのは時間だけ、発芽玄米の簡単な作り方)
発芽玄米にしてとりあえず、普通の米と同じように炊くところまでは
こぎつけたが、どうせなら美味しく食べたい。
そこで色々調べてみた。
どうやら火が強かったということはわかった。
強火ではなく中火で十分と書いてあるサイトがあったので、
試しにやってみっか?とチャレンジしてみた。
昔からの、固定概念で、最初は強火であとは弱火という
イメージがあったので、本当に大丈夫?と疑いつつも、
最初から中火にしたところ、見事にふっくらと炊き上がった。
感動ぅ(T-T)
どうも鍋でご飯がふっくらと炊き上がらないという方は、
中火で試してみることをオススメする。
鍋(厚手)でのご飯の炊き方
料理研究家の富田ただすけ先生のサイトがとても参考になる。
私は富田先生のおかげで上手に炊けるようになったと言っても過言ではない。
参考にしつつ、自分の鍋やガスレンジなどの環境に合わせて
ベストなものを見つけてみるのがいい。
ちなみに、手作り発芽玄米の場合はすでに水に浸してあるのでそのまま炊ける。
詳しくは富田先生のサイトにかかれてあるが、概略だけ紹介。
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0.米2合を30分水に浸す。
1. 米に1.2倍の水を加える
2. フタをして中火にかけ沸騰させ、そのまま2分。
3. 火を少し弱めて3分。
4. 弱火にして5〜7分。
5. 水気がなくなり(ブクブクしているようなら追加で数分)
鍋からパチパチと乾いた音がしたら、10秒ほど火を中火にして止める。
6. 10分ほど蒸らして出来上がり。
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とにかく鍋でうまく炊けないという方は、
ぜひ一度中火で試してみてほしい。
蒸らし終わったら、まずご飯に十字を切る。
底からご飯を返して、全体をしゃもじで切る。
そうすると、水分が分散するのでベチャベチャしなくなる。
失敗する人間がやりがちな事→炊く前に水に浸そう
ようやくご飯をうまく炊けるようになったことで、
失敗の原因はたくさんあったんだなと反省している。
原因の一つは水に浸すこと。
発芽玄米を作って初めて知ったが、ご飯を炊く前に、
あらかじめ米を水に浸しておくのはとても重要だった。
それまでは、固い米が水を吸うわけがないと思い込んでいたが、
思ってた以上に水を吸うのに驚く。
浸すだけでも、炊く難しさは半減すると思う。
他の原因は、火加減。
世間の常識にとらわれ、炊き始めはとにかく強火だろうと
思い込んでいたので、がっつりと強火で炊いていた。
失敗の原因を減らす為には、
基本的な準備を怠ってはいけないということなんだな。
不器用な私でも、うまく炊けてしまったこの作り方でも
うまくいかない人は、あきらめて炊飯器購入をおすすめする。
しかし、
発芽玄米を作った時と同様、
鍋での炊き上がりを見るのは、炊飯器には変えられない喜びがある。
玄米ご飯に合うおかず
・ふりかけ
・さしみ
・ソーセージ(シャウエッセンとか)&キムチ
・卵みそかやき(卵に味噌だしを溶き火をゆるく通したもの:親子丼の卵のゆるさ位)
・冷奴
・焼肉
・鮭はらす
・肉みそ
こいつらがあれば、1時間くらいひたすら玄米を
噛み続けることができるかもしれない。