冷や飯大好き!ダイエットにも効果がある「冷たいご飯食」のススメ

個人的な話

美味しんぼの海原雄山に言ったら、”激おこ”されそうだが、
ここで言わせていただきたい、私は冷や飯が大好きである。

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冷や飯食らいの語源

冷や飯というと、『冷や飯を食う』や『冷や飯食らい』、
『冷や飯喰らいの穀つぶし』などのことわざ等があるが、

意味は、冷たい扱いをされる、他人の家に居候するなど。

長男や家人が食べ終わった後の冷めたご飯を食べさせられ、
粗末に扱われるという意味らしい。
たしかに昔は炊飯器なんかなかったしね。

とにかく、あまりいい意味では使われない。

親からも当然のように、ご飯が冷めてるから温めるねとか、
会社でも後輩に、お弁当温めますねと言われ、
「よろしく」と笑顔で当然のように返事をしているのだが、
実は本当は冷たいご飯の方が好きなのだ。

ご飯は冷めると、味が落ちて美味しくないと言われるが、
私にはよくわからない。
ぶっちゃけ、冷たい方が味がわかって美味しいと感じる。

おそらくこれは、自分がひどい猫舌だからだろう。
熱すぎるものは、味がわからないのである。

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冷や飯に合うおかず

これは言わずもがな、一押しは、熱々のカレーである。
冷や飯の上に、熱いカレーをかけて食すのがいい。

舌の上で冷たいご飯と熱いカレーの違う感覚が合わさり、
また、合わさることによって熱さも調度よい具合になり、
たまらなく美味いのである。

もちろんカレーに限らず、熱々の料理にはなんでも合う。
麻婆豆腐、餃子、すきやき、おでん、
書いているだけでよだれが出そうである。

熱くはないが、納豆もおすすめしたい。
冷えたご飯の塊に、納豆をのせて頬張るのは最高。

他には、漬物がとても合う。
カリカリもにゅもにゅするのがたまらない。

実は冷や飯はダイエットにいい

ごはんの主成分のでんぷんは、冷めると約20%が
レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という、
壊れにくい構造のでんぷんに変化する。

壊れにくいということは、腸から吸収されずに、
そのままの状態で排泄される割合が高いということである。
つまりカロリーになりにくいということなのである。

そして、吸収率が少なくなることによって、
血糖値の上昇も穏やかになる。

また、レジスタントスターチには食物繊維と同様の働きもあり、
腸の働きを高めてくれるという。

よく、冷や飯は体を冷やすと言われたりして、
親世代などには忌み嫌われたりするのだが、
温かいごはんよりも吸収率が劣るので、そう言われたのだろう。
現代社会からすると、決して悪いことだけではないのである。

炭水化物を制限するダイエットより、冷やご飯を食べてダイエットするほうが
楽だし満足感が得られるのではないだろうか。

ご飯にかぎらず、麺類、芋類も冷えると同じ効果が得られるそうなので、
ざるそば、つけ麺、ポテトサラダなどにしてもいいかも。

レジスタントスターチ 〜ウィキペディア参照

実は意外と冷や飯好きがいる

先日、コンビニに言ってご飯を温めますかと言われたので、
思い切って「温めないとごはん固いですか?」と聞いてみたら
店員さんが「大丈夫ですよ、実は私も冷たい方が好きなので」との返事。

おおっ、聞いてみてよかった、こんなところに冷や飯仲間がいた。
とおもわず嬉しくなった。

ネットでも
発言小町 冷や飯ってそんなにまずい?
Yahoo知恵袋 お米好きの方には理解できないと思いますが、…

などスレッド(投稿)で、冷や飯好きの人が意見を交わしていた。
マイノリティ(少数派)ではあるが、冷や飯好きは確かに存在するのである。

冷や飯の注意点

家の米は、知り合いの米農家さんから直接買わせていただいてるので、
気にしたこともなかったのだが、
やはりいい米のほうが、冷や飯にした際に美味しいという話である。

個人的には、セブンイレブンなどコンビニで売っているご飯が
ほどよく冷えていて柔らかくておすすめする。

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