シルバーウィークを利用して、姫路城に行ってきた。
姫路駅から徒歩20分と書いてあったのでバスで向かう。
駅からま〜っすぐ歩いたところにお城があるので、
時間がある場合は観光がてら、のんびりと歩いてもよさそうである。
バス停に到着すると、白いお城が見える。
遠くから見ただけでも美しくて、ちょっと感動。
白鷺城(しらさぎじょう)と呼ばれるだけのことはある。
白鷺城を囲むお堀では、和船が運行中。
まったりとしていていい雰囲気である。
橋を渡り、広場を抜け、ひたすら歩くと門が見えてきた。
城内にトイレはないので、先に入っておくことをお勧めする。
入場料1,000円。
以前、日本一高い入場料とニュースになっていたが、
自分の価値観的には特に気にならなかった。
城を維持する為にはこれくらいでもいいだろう思う。
下手な映画(1,800円)を見るよりよっぽどいい。
チケットを購入し、奥へと進む。
そして驚く。
1時間40分待ち。
ディズニーランドですかっ!(◎_◎;)
と思うくらいの待ち時間に驚く。
しかもすこぶる天気がいいので、暑い。。
待つ列で、隣のおばちゃんが言っていたが、
「色んな城を見てきたが、こんなに混んでいる城は初めて」とのこと。
さすがは世界遺産。
だが、よく考えてみると、待ちながら
ゆっくりと景観を見ることができるので、
これはこれで中々楽しい。
三角・四角・丸といろんな形の鉄砲狭間(てっぽうざま)が見えてきた。
敵に向かって鉄砲を打つための小窓である。
デザイン性も意図したのかな?すごくかわいい。
しかし暑い・・。
先はまだ長い。
これでも大分進んだんだけどね。
縦長の長方形の穴は矢狭間(やざま)というらしい。
タイミングよく下に人が居たので、
矢を打つつもりでロックオンして遊んでみる。
ようやく門に到着。
これからたくさんの門をくぐることになる。
いの門、ろの門など門がたくさんあるのだが、
門に名前がなかったら、今どこにいるのかわからない所だ。
今残っている門は21門だが、かつては84門あったとのこと。
こんなに門があったらセキュリティも万全だよね。
綺麗に積まれた石垣。
天守閣が近づいてきた。
入り口で靴を脱いで入場。
今の季節ならいいが、冬場は足が冷たくてたまらないだろう。
完全防備をお勧めする。
上へ上へと階段を進む。
人がいるのと暗いのとで、あまり写真をとる余裕がなかった。
中に入ってからも人が多く、
入場制限をされつつもなんとか6階の最上階(大天守)に到着。
この階にも、たくさんの人がいる。
途中の階にもたくさんの人がいることを考えると、
どんだけ頑丈な作りなんだかと感服する。
最上階からの景色。街を一望できる。
城の中から見るシャチホコ。
くだりは余裕で進める。
くだり階段の途中で、カプセルホテルみたいな小部屋が。
「内部に攻め入った敵を、 ここに隠れた兵が応戦できるようになっています」
とのこと。
すごい。
まず攻め入ること自体が難関だと思うが、中に入られても万全である。
さすが、戦に備えた城である。
ようやくお城から出ると広場が。
校庭みたいなもんかな?
昔はここに侍が勢揃いしたのだろうと思いを馳せてみる。
ここからはお城全体がよく見える。美しい・・感嘆。
帰途につく。
時間が13時ちょうどだったので、
姫路市のイメージキャラクター『しろまるひめ』が登場していた。
前日も遊び歩いていたせいか、
疲れすぎて、西の丸に行く余力なし。
次回に持ち越し。
それでも大満足、すごく楽しかった。