スーパーで私を見つめる熱い視線

個人的な話

スーパーで会計を終える度に、私を見つめる視線がある。
それは…

日本盲導犬協会の盲導犬育成のための募金箱。
『ラブラドール募金箱』という名前らしい。

このすがるような、何とも言えないまなざしに毎回やられてしまうのだ。

小首をかしげながら、訴えかけるように見つめる愛らしいまなざし、
これを作った人の表現力はスゴイ。

普通の箱だったらつい見逃してしまいそうなのに、
この募金箱がある限り、私が募金を忘れることはない。
袋づめしている最中、ずっと見つめられているのだから。

自分が怖いことの一つに視力を失ってしまうという事がある。

そして、もし視力を失ってしまうような時が来たら、
盲導犬にかたわらにいて支えになってもらいたい。

だから一匹でも多く、
盲導犬が育成されたら嬉しいと心から思っている。

なので、
見つめられているからというだけで募金している
わけではないつもりなのだが、毎回おつりを入れてしまうのは、
やっぱりこの子の視線にやられてしまっている所が大きくあるかもしれない。

モデル代がかからないくせに効果絶大な広告塔である。
しかし、本当に可愛いっすこの子(*´д`*)

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盲導犬は簡単に増やせない?

募金しておきながら、盲導犬について詳しく知らないので少し調べてみた。

たくさんの犬を訓練すれば、盲導犬増えるのでは?と単純に思っていたら、
訓練を受けた犬がすべて盲導犬になれるわけではないとのことである。

それだけ盲導犬になる為のハードルは高いのである。
人間と同じで、素質というものが必要らしい。

調べる前は、
保健所で殺処分を待っている犬を盲導犬として訓練すれば
お互いに良いのではとも思っていたが、それも中々難しいらしい。

もちろん素質のある犬もいるかもしれないが、
可能性は限りなく0に近いとのことであった。

そんなに狭き門なのか〜。

確かに中型犬〜大型犬じゃないと人間を引っ張るのは無理だし、
その時点でかなり限定される。
その中から賢くて性格が穏やかな犬じゃないといけないだろうし。

リンク
日本盲導犬協会

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犬の可能性 プードルも警察犬に?

何気にネットのニュースを見ていたら、こんな記事が。

『トイプードル、警察犬をめざす 大型犬に混じり審査会参加』

内容は、
山形県警で警察犬を選ぶ審査会が開催され、
シェパードやラブラトールレトリバーなどの大型犬に混じって
トイプードルが初めて参加したというニュースである。

飼い主は、小さい頃からおりこうな犬だなと思っていたとの事で、
前の年から警察犬用の訓練をしたところ、今では
シェパードにもひけをとらないくらい優秀だという。

飼い主の柴田さんは車椅子で、いつもぴったりと脇を離れないとのこと。
いやいや、すばらしい話である。

てか、こんな警察犬を選ぶ審査会がある事も初めて知ったが。

数日前に、警官に撃たれた紀州犬の悲しいニュースを
ネットで見たばかりだが、
散歩もさせず、匂いもすごかったとのご近所さんの話だった。

更に数年前には九州で
盲導犬のアトムが失踪してしまうという残念な事件があったようだが、
飼い主がきちんと飼育してあげていて、信頼関係が築けていれば、
こんな事も起こらなかったのにとたいへん残念に思った。

かつて私の家でも何匹か飼っていたが、
みんな人懐っこくて、私のいい遊び相手になってくれた。
人間と同じである、愛情と思いやりを持ってほしい。

犬は可能性がある動物だと思う。
人間のいいパートナーになれると思っている。
飼う人間もそれなりの責任とモラルを持って欲しいと心から思う。

今後も応援していきたい。

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