物心ついたころから、手首にあった長い付き合いのほくろ。
直径約2mm。平坦で色が濃いほくろだ。
そんな長いつきあいのほくろだが、
別件の皮膚疾患でクリニックに行ったついでに、
思い立って取ってもらうことにした。
毎日目にする場所にあるので、
ずっと気になっていたからである。
何十年もの付き合いだが、ぶっちゃけ愛着もない、
無いなら無いにこしたことがない。
濃い色のほくろを取ってもらうのは初めてで、
まだ若い先生なので経験的に不安はあるが、
女性の先生だし、たぶん丁寧にやってくれる(はず)だろう。
腕だったら、万が一処置に失敗したという事があっても
心のダメージが少ないだろうし。
レーザー治療での処置となる。
ほくろ除去
クリーム状の麻酔を塗布。
麻酔がきいてきたら、早速レーザー治療開始。
皮膚の焦げる匂いと、若干チクッとした感じもあるが、
特に痛くもない。
サクッと完了した。
ドキドキしながら見てみると、
思ってた以上に深い穴が出来ていた。
目視で奥行き1.5mmくらいの円柱の穴ができてる感じ。
ほくろの色素沈着の度合いによって、
深くなりそうな時は、数回に分けて削ると聞いたことがあるので、
これくらいの穴なら許容範囲なのかな?
こんなに深くて元に戻るのかな〜と、少しビビリながらも
きっと大丈夫と言い聞かせ帰路につく。
ちなみに後日来院して様子を見せてくださいねなどとも言われず。
こんなもんはお手のもんで、再度見る必要もないということなのだろう。
まあ何かあったらまた来るしね。
こんな感じだが、何回も来ている六本木のクリニックなので
自分的な信頼度はかなり高い。
先生は保険診療で出来る範囲をちゃんと考えてくれるし、
看護師さんたちも優しい。
特に自費診療でもかなり良心的な価格なのが有り難い。
渋谷の皮膚科では1万と言われたこのほくろが、1,000円。何この差。
皮膚科はピンきりである。
話は戻るが、
先生いわく、血が止まったら絆創膏とっていいですからねとのこと。
だが中々血が止まらない。
お風呂にも入りたい。
というわけで家にあった傷パワーパッドを貼ってみる。
ネットでも評判いいし、これなら間違いはないだろう。
(実は家に常備しているほどの愛用者)
水仕事をしても、シャワーを浴びても剥がれたりしないのが有り難い。
3日に一回くらいは傷パワーパッドを交換する。
やや日数はかかるが、
パッドがコチコチに固くなる日(血や液がもう出てないという証拠)が
必ず来るので、そうなったらもう剥がしてもいい。
経過観察
6日目。
傷パワーパッドは、傷を潤しながら治すというしろものなので、
まだ血が滲んでいる。再度新たなパッドを貼る。
12日目。
もうパッドは貼っていない。
まだ若干凹みがあるものの、穴はだいぶ埋まっている。
18日目。
ほぼ平坦だが、微妙に凹みはある。
54日目。
凹みもほぼなくなり、赤みも小さくなってきた。
77日目。
うっすらと赤みがある程度に。
赤みが取れるまであと数ヶ月かかるとは思うが、
ここまで来るともう安心。
注意しているのは、紫外線に当てないことぐらい(長袖着たり、日焼け止め塗ったり)。
今現在。
120日目ぐらいだろうか。
気づいたらもうわからない感じになっていた。
(中央のほんのり丸く赤い部分が元のほくろが合った場所)
ほくろで悩んでいる人の参考になると幸いである。