和歌山といったらやっぱり『アドベンチャーワールド』。
知る人ぞ知る、パンダがいる動物園である。
パンダなんて何年も前に行った上野動物園以来である。
また、昨年（2016年）9月に産まれたというパンダの『結浜（ゆいひん）』を見るのも楽しみの一つである。
大人でも超かわいいのだから、超絶かわいいことは、間違いないだろう。
昨日泊まったホテル（とれとれヴィレッジ）がとても素敵だったので、ホテルを離れるのは名残惜しかったが、朝一で起きて車で向かう。
到着。
切符をサクッと買って入場。
思ったより空いている。
というか、土曜なのにすごく空いている。
地方だからこんなものなのかな？
運営費大丈夫かなとふと頭をよぎるが、大きなお世話だろう。
お客さんがあまりいないので、サクサクと歩けるのはありがたい。
さて、さっそくお目当のパンダを見に行こうと、入り口を抜けると左下にゾウさんがいた。
動物園に入ったな〜って感じだねと思い、視線を正面にうつすと、
「ぎょぇ！！」
すぐそこにパンダいるじゃん！
いやいや、上野動物園でもパンダを見るまでは、いろいろハードルが（他の動物たち）あったよ？
まさか入園して真っ先にパンダを見ることになるとは。
し、しかし・・
可愛い・・・
のんきに笹をあむあむしている２匹のパンダ。
なんすかこれ、すっごく可愛いんですけど。
可愛すぎて、かなり長い間そこから離れられなかった。
後ろ髪ひかれつつ、他のゾーンもまわることにする。
じゃ、さっそく結浜（ゆいひん）を見に行こうと、向かうとさすがの長蛇の列。
というわけで、イルカショーを先に見ることにする。
ぶっちゃけイルカショーなんて色んな水族館で何度も見てるしだいたいあんなもんだろうとタカをくくっていたら
「は！？」
なんすかこのショー。
クオリティ高いんですけど。
イルカのジャンプの高さといい、スピードといい、テクニックといい。
これまで見たイルカショーの中でもトップクラスだろう。
頭数も多いので、AKBのような数のインパクトもあるのかもしれない。
しかも、最後のご挨拶がまた可愛すぎる。
思ってた以上に楽しんだあとは、おめあての結浜（ゆいひん）。
行列に並びつつ、かいま見える結浜（ゆいひん）。
めちゃくちゃ可愛い・・。モフモフしたい。
一生懸命木の椅子で遊ぶ姿ときたら。
後ろに列ができていなければ、１時間くらい見てたかもしれない。
後ろ髪ひかれつつ、次のサファリワールドに向かう。
肉食動物と草食動物が放し飼いされているゾーンである。
歩いてもまわれるらしいが、時間がもったいないので列車タイプの専用車「ケニア号」に乗りこむ。
動物園ではお馴染みの象やキリンやシマウマがいる。
歩いてまわっている人は、キリンの餌やりなどもできるらしい。
肉食動物ゾーン。
肉食動物のライオンはどこでもやはり眠っているね。
チーターがケニア号の後をついてきて、車内が盛り上がっていた。
ケニヤ号を降りて、ふれあい広場を散策。
カワウソがやたらと可愛い。
そしてワラビーが普通に放し飼いになっていて驚く。
餌をくれるかもと寄ってくる姿がかわいい。
他にもかわいい小動物がたくさん。
カバ（小動物ではない）
カピパラ
マレーバク
なんだっけ、確かマダガスカルキツネザル
次は海獣館。
入り口から入ってすぐに白くまがいる。
大きい〜、しかし一匹で少し寂しそう。
「そういえば昨日のったタクシーの運転手さんが、ペンギンが何百匹もいるって言ってたけど本当かな」
「そんなにいるわけないだろ〜」
そんな会話をしつつ、キャッキャしながら歩を進める私ら。
「！！！」
「いるね！」
ほぼ身動きせずに立ったままのペンギン’s
しかもこっち見てるやついるし。
プレデターっぽいイワトビペンギン。
やたらと私に向かって泳いでくるペンギンもいて楽しい。
ここまで見応えのあるペンギン’sは初めてである。
後で調べたら400匹はいるとのことらしい。
冬には、目玉イベントとしてペンギンの行進が見れるらしい。
ペンギンを見た後は、ちょっと休憩。
グッズ売り場には帽子やぬいぐるみがたくさん。
童心にかえって、帽子をかぶってみたりして盛り上がった後は、かわいすぎる肉まん＆あんまんでランチ。
外に出るとなにやら賑やかな音楽が。
人がまばらなので、よくわからないが、どうやらパレードが始まったらしい。
見ていると、色んな動物と一緒にスタッフが歩いている。
行進するだけかと思いきや、触らせてくれるらしい。
ほどよい客数だからできる事なのかな？
好きな動物にみんなが触らせてもらっていた。
私らもアルパカをモフモフし、でっかい犬と車に乗って写真を撮ってもらい、アシカとも記念撮影。
途中で、ドルフィンウォッチングしながら、
最後にアシカショー。
これもあなどっていた。
ただのアシカショーと思いきや、アニマルアクションという
さっきのパレードの動物たちが勢揃いしたショーで、
最初は「別に時間ないし見なくてもいいよ」と言った事を反省したほど面白かった。
愛らしいコツメカワウソ。
お姉さんのお手伝い中。
綱わたりするリスザル。
すっかり癒されてしまった。
最後に入り口付近の建物の中にある木に、寝そべっているレッサーパンダを眺めて、園内満喫して帰途につく。
ちなみに、この動物園で一番良かったのは（動物以外）、カメラを置く台がいたるところにあることだ。
人に頼まなくても写真を撮れるのが本当に有難かった。
おかげでツーショットをたくさん撮ることができた。
かなり嬉しい気遣い＆サービスだと思う。
正直行って、和歌山は縁もゆかりもない地で、
ただ誘われて下調べもほとんどせずに決行した旅行だったが、
とてもいい所だった。
今度はじっくり調べて、まず熊野古道などを散策したい。
もちろんアドベンチャーワールドもね。
こちらもどうぞ
（参考記事）和歌山旅行に行ってきた１（東京〜和歌山白浜駅まで移動編）
（参考記事）和歌山の白浜駅に隣接？謎のペンパイナッポーアッポーペン駅
（参考記事）和歌山旅行に行ってきた２（南紀白浜とれとれヴィレッジお泊り編）
